Webマーケターならばコンバージョン率を自社サイトの指標と捉えます。

自社サイトのコンバージョン率が競合他社と比べて高いのか低いのか判断するためマーケターは日々、分析解析をするのですがこれは競合他社のス

タンダードが知りたいという気持ちがもたらしています。

しかしながら前述の通りコンバージョン率の良し悪しを最終的に決定するのはユーザーの深層心理によるのものです。 

例えばユーザーAとBがいて同じ時期に同じ商品アイテムを同じサイトに訪問したとしましょう。コンバージョン率はどうなるでしょうか。

条件的には同じですがコンバージョン率は同じにはなりません。訪問者のユーザーの心理にあります。

サイトからサイトへページ推移した時のユーザーの心理変化、訪問したところのページのレイアウトを見たときのユーザーの主観等が重なり合い

条件は同じでもコンバージョン率は同じにはならないのです。 

したがって一番初めに述べたとおりサイトのコンバージョンを上げるにはユーザー視点でサイト構築を企画し全体像を多面的に考えなくてはいけな

いと述べたわけです。

人の心理は複雑なようで多面的に分析すると同じ行動パターンが見えてきます。

全く同じ商品で価格も同じなら汚くてガラが悪くて混んでいて駐車場も無いお店より店内が綺麗で比較的ゆったりしていてレジで並ばなくても購入

できるお店で買うのは当たり前の事です。

サイトにおいても同じことが言えます。

ユーザーが訪問したくなるようなサイト作り、会社概要、実績、見やすい文字、ホワイトスペースの取り方等をユーザー視点で考えればコンバージ

ョン率は少なくとも今よりは上がります。