熊本を震源とする地震により各携帯キャリアはWi-Fiの無料開放などの支援を発表している。
この状況の中、通信業者LINE株式会社は「LINEOUT」の通話料を最大10分間無料提供すると
発表した。

これに対して賛否両論がネット上では飛び回っている。

 
当然通信トラフィックが集中し本来通信可能な状態にも関わらず一定期間通信が遮断される
可能性が出てくる。

LINEOUTの大きな特徴は友達としてつながっていない同士でも通話が可能というところだ。
災害、緊急時事態時にこのようなサービスを投入するということはただでさえ通信トラフィックが集中しているにも関わらずさらに追い撃ちを重ね本来は通信できる通信状態を遮断しかねない。
 
たとえ善意での施策だったとしても短絡的だったと思われる。
冷静に考えればトラフィックが混雑することぐらい簡単予想できたはずだ。

意思決定はスピード勝負だが今回のケースはスピードは問われない。
今後、通信業者は災害時どのような対応が一番ベストなのか考え実行するべきだ。




LINEOUT問題